初Razer!
前から「青軸のメカニカルキーボードが欲しい…」とつぶやいてましたが、気がついたらRazer BlackWidowのグリーン軸を買っていました。
フルサイズと悩みましたが、コンパクトなテンキーレスタイプを選びました。
ちなみにゲームにつかう予定は無く、放置状態なこのブログを書くモチベーション上げのために購入しました。効果があると良いのですが。
開封
箱。
Razer製品は通販で買うと箱が汚いと聞きましたが、たしかに汚い。
思ったよりマットブラックな渋いキーボードがお目見え。
付属しているのはこのお手紙だけでした。何が書いてあるのかよくわかりません。
外観
アルミ製のフレームとマットなキーキャップ。ゲーミングキーボードのギラギラしたイメージとは真逆な、落ち着いた高級感。
キートップはザラザラとしたサンドブラスト加工がされています。触り心地が良くて、指汗や指紋がまったく付きません。
印字はシールや印刷ではなく彫り込みで、どれだけ使っても字が消えないタイプ。また、日本語配列でもひらがなの表示が無く、シンプルでミニマルな印象です。
コードをまとめるバンドにはRAZERの文字。コードは少し柔らかめな普通のコード。有線マウスのような柔らかいコードではなかったです。
接続端子はUSB1かUSB2規格ですが、Razer色になっています。次のUSB規格が緑色になったらどうするんでしょうか。
裏面。
コードは3方向に出せるようになっています。自分のデスクに合わせてコードの方向を変えられて便利。
手首を痛めないように傾斜を調整できるチルト。2段階のチルトがあるのが良い!!
重量
重量は約800g。アルミ製かつメディアコントロール機能がないため、見た目よりずっと軽い。
かといって打っている時にズレるようなことは無いから安心。
コルセアK63と並べてみた
Corsair K63 Red LED -日本語キーボード- Cherry MX Red
手持ちのK63と比べてみたらこんな感じ。
大きさは横幅がわずかに大きいくらいの違いですが、重さが全然ちがう。K63は1.4kgでBlackWidowV3TKLは0.8kg。
このくらい軽いと気軽に移動させられるので、やはりメカニカルキーボードもある程度軽いほうが良いと思いました。
ライティング
ライティングは全11種類。それぞれ色やタイミングを細かく調整可能です。
要:Razer Synapse
いかにもゲーミングな光り方もあれば、静かに浮かび上がるようなおとなしい光り方もあります。chroma Effectというソフトを導入すると自分で光り方を作れるらしい。
肉眼で見るとゲーミングな光り方も、「下品さ」や「おもちゃっぽさ」が無いのが不思議。おもちゃ的なビガビガ光り散らかす感じではなく、キーの下に液晶が付いていてキレイな動画が流れている感じ。
逆に光量はすこし弱いと感じました。最大値でも眩しさが無い、じんわり光るおとなしいライティングです。
他のchroma対応デバイス(Razerのマウス)などがあれば、ライティングが同期されるみたいですね。
音について
グリーン軸のクリック音
メカニカルキーボードでメリットにもデメリットにもなる「音」その1。クリック音。
Razerは一般的な青軸・赤軸・茶軸という種類ではなく、グリーン軸・オレンジ軸・イエロー軸などの独自スイッチになっています。
今回買ったのはグリーン軸。
押すとカチカチとクリック音がする、クリッキーと呼ばれるタイプ。
Cherry社の青軸より少し重い感じで、カチッのあとにポフッとした感触のある独特のスイッチ。これが気持ちがいい!
エンターキーと小さめのスペースキーはカッチリしていて、端っこを押しても全体がカチッと下がる。どのキーもグラグラした感じはなく、見た目通りのカッチリ感。最高。
打鍵音とライティングの動画を上げてみました
鉄板の反響音
メカニカルキーボードのデメリット「音」その2。本体に入っている鉄板の金属音。
動画でも聞こえますが、結構鳴ります。
これは私がキーが本体に当たるまで押し込む「底打ち」をよくやるせい。ただ、Razerならばもっと静かになるかと思っていたので、ちょっと残念。
分解してちょっと細工するとこの反響音も消せるみたいですが、保証が切れるまではやめておきます。(分解したら保証対象外)
スイッチのバネ音
メカニカルキーボードのデメリット「音」その3。バネ音。
メカニカルキーボードのキーがすばやく戻るのは中にバネが入っているからですが、製品によってはバネ音がうるさいものがあるみたい。一般的に低価格なメカニカルキーボードほどバネ音がしやすいらしい。
実はこのBlackWidow V3を買う時に、同じRazerのBlackWidow Lite オレンジ軸を候補として検討していました。
Razer BlackWidow Lite JP Mercury White メカニカルキーボード 静音 オレンジ軸
ゲーミングなライティングが無い、デスク向きなメカニカルキーボードとして人気のBlackWidow Lite。しかしバネ音がしやすいというレビューが目に付き、候補から外しました。
専用ソフト<RazerSynapse>
専用ソフトのRazer Synapse。(レイザーシナプス)
Razerへようこそ。と迎えてくれますが、Razerアカウントを作るかGoogleやSNSでのログインが必要です。ちょっと束縛感。
ゲーミングモードに切り替えたときの設定や、マクロ登録などが全キーで設定できます。
メディアコントロールキーの無いBlackWidowV3 。使わないキーに音量コントロールを入れて、これでいいや。
どれか一つのキーをRazerハイパーシフトに登録すると、さらにマクロ登録数を増やせる。ゲーム用かな?
PC起動時に自動起動する「スタートアップアプリ」にSynapseを登録していても、割と自動起動しないことがあるのが謎。
マクロ機能は便利ですが、RazerSynapseを起動しないと使えません。BlackWidowにメモリが搭載されていれば、いちいち起動しないでも使えるんですけどね。
Razerは初期不良が多い?
今回このキーボードを買うにあたって色々調べたところ、
Razer製品は初期不良が多い
という声が意外に多くみられました。
しかし交換返品などのメーカー保証は手厚いらしいので、保証書や箱はしっかりとっておいた方が良さそう。
また、Amazonでも楽天でも、割安な並行輸入品がたまに出品されていますが、並行輸入品は保証対象外なので、あまりおすすめしません。
総評
買ってよかった。
スコスコとクリック音のしないコルセアK63を気に入っていましたが、逆に青軸使ってみたい欲が高まって、なぜか買ってしまったグリーン軸のBlackWidow。
値段的にかなり躊躇しましたが、このキーボードは値段相応の価値があると思います。
コメント