見る前の印象・予想
昔ニコニコ動画で大人気だった記憶がある「ゆるゆり」。
その頃はこういった日常系アニメはお腹いっぱい状態だったので見ませんでした。
名前的に百合アニメだと思っていたので、自分に合わなかったらすぐにやめるつもりでしたが…
登場人物の印象
あかり
不憫(ふびん)。
ゆるゆりといえば「\アッカリ~ン/」と「わーい!〇〇!あかり〇〇大好き!」のイメージだったので、この子を中心として話が展開していくのかと思ってましたが…1話後半から空気キャラに。
主人公ポジが空気キャラ…。
1話であかりが好きすぎてストーカー状態の姉がいるのがわかりますが、最後まで出てこなかったのが残念。あかりとの絡みが見てみたかった。
両親は不在で姉と二人暮らしなのかと思って見ていたら、最後の方で両親もいることが判明した。
特定の相手に対する百合要素なし。空気…。
京子
「京子」という名前と、イギリスからの留学生みたいな見た目がはじめの頃は符号しなかった。どう見ても「京子」って見た目じゃなくない…?
いわゆるトラブルメーカーでグループの中心人物。アホなのに頭が良い。
同人誌(健全な)を書いていて、中学2年生にしてコミケにサークル参加していた。金髪碧眼オタク百合アホキャラ…って、属性多すぎ!
ちなつと結衣に対して軽い百合要素あり。
ちなつ
作中トップの腹黒さを持つガチ百合少女。
登場時は真面目なキャラに思えたが、すぐにガチ百合へと変貌。恋する結衣以外には塩対応。あかりをペットや下僕扱いすることもしばしば。
京子と並んで強烈なキャラクターで、京子と並んで作画負荷が高そうな動きをする。
私が好きな動画投稿者さんがアイコンにしていて、「このキャラはどんなキャラなんだろう」と思ったのがゆるゆりを見ようと思ったきっかけ。
結衣
かわいい。
作中1の可愛さを誇る。それでいて常識人。幼少期はやんちゃな性格で、昔は気弱だった京子を守っていた。
料理家事もこなせて、中学2年にして一人暮らしを始める。京子とはもはや熟年夫婦のような関係。
実家は最後の方で一瞬写っただけだったが、どうみてもその地域一の金持ち。親は「先生」と呼ばれるタイプの職業だと思う。
その他
綾乃
京子に恋するツンデレガチ百合少女。つねに京子のことを考えている。
微妙なダジャレをボケのつもりもなく平然と言い放つ。
千歳・千鶴姉妹
常に綾乃と一緒にいる千歳。
その双子の妹で一匹狼タイプの千鶴。
二人とも腐った感じのガチ百合勢。
姉の千歳は、友達の綾乃と京子が百合る姿を妄想するという猛者。
目の色の違う妹・千鶴は、自分の姉である千歳と綾乃の百合妄想をする狂人。
自分の身内で百合妄想して鼻血やヨダレを吹き出すやべー姉妹。
櫻子と向日葵
あかりと同じクラスのツンデレ百合二人組。
つねにイチャイチャ喧嘩している。
向日葵(画像右)はお嬢様言葉で話すのに、古い団地で暮らしているのが気になる。元社長令嬢で父親の会社が倒産した…とか?
会長と先生
後半になって出てきた生徒会長と生徒会室に入り浸る化学教師。
会長はあかり並に存在感が無いキャラで、後半まで一度もカメラに映らなかった。
誰にも聞こえないほどの小声で喋るが、先生だけはそれを解読できるらしい。ヘッドフォンしても全く聞き取れないほど小さい声でも、ちゃんと声優が声を当てていた。(CV:後藤沙緒里)
はっきりとした描写が無いが、かなりの百合関係にあると匂わせる描写多数。
見て思った「ゆるゆりの特徴」
作画
とても丁寧。制作は動画工房。女の子の作画には定評があるそうです。
唯一気になったのは12話の結衣の作画。最初の数シーンは結衣が別人に見えた。「別のキャラに見えた」のであって作画崩壊していた訳じゃないです。
音楽
BGMは特に印象に残らなかった。その代わりOPとEDの曲が印象的。
なにより、アイキャッチの主張が激しい。
ぼーっと見てるとアイキャッチの曲にビクッとします。
見終わっての印象・感想
見はじめの頃は日常系特有の”盛り上がりのなさ”に「うーん…」となりましたが、それに慣れてしまえば、逆にぼけーっと何も考えずに見られるのが日常系のいいところ。
私の苦手な”青春全開”な恋愛とか、面倒な人間関係とか、嫌な気分になる要素が何もなくてすっきり見られました。
ギャグアニメほど笑えないけどニヤニヤしながら何も考えずに最初から最後まで見られる日常系はやっぱり良いですね。
プライムビデオには3期まで無料で配信されているみたいなので、あとで順番に見てみよう。
気分転換にも良い作品でした。
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